【第九章】磐梯山ジオパークのユートピア:雄国沼湿原

皆さまこんにちは!ボル女・金です。
本日は、雄国沼湿原の最新情報をお伝えしようと思います。
*6月30日更新。
私が載せた花の名前に一部間誤りがありましたので訂正いたします。
大変申し訳ございません。

雄国沼と言えば、昨シーズンはコバイケイソウの当たり年!とも言われ、この時期の雄国沼湿原一帯がコバイケイソウの花で真っ白に染まりました。コバイケイソウが終われば今度はニッコウキスゲがそのオレンジを一斉に咲かせ、オレンジの絨毯になりました。
さて、今年はどうなのでしょうか~?

この記事を書くべく、私は6月13日(月)に早朝から下見に行って参りました。

【!】6月18日(土)から雄子沢登山口へのマイカー規制が始まります。
6月18日(土)~7月10日(日)までのアクセスは、ラビスパからシャトルバスでのアクセスのみとなりますので、ご注意ください。
毎年この時期は雄子沢登山口周辺の路上駐車などが絶えず、大変危険な事から今年はこのような対処となりました。
皆様のご理解とご協力を何卒宜しくお願いいたします。
なお、協力金にも是非ご協力をお願いいたします。

詳細はこちらをご覧ください☞ https://www.urabandai-inf.com/?p=38451

 

それでは、下見の詳細をお伝えいたします♪

 

6:20 駐車場到着。
早朝だし、私が一番乗りかな?と思いきや、既に駐車場には車が6台ほどありました!
皆さま流石!お早いです…。

 

6:30 雄子沢登山口から出発。
早速広がるブナ林がとても美しいです!

▲ブナの木が早朝の陽に当たって陰影が美しいですね。
雄国沼の魅力は、雄国沼湿原一帯に広がるコバイケイソウやニッコウキスゲはもちろんのこと、個人的にそこに辿り着くまでのブナ林がとても好きです!

▲木漏れ日が気持ち良いです♪

雄国沼湿原までは、比較的平坦な道を小一時間ほど歩きます。しかし、道は狭く左手は谷地形ですので、踏み外しやつまづき転倒に注意です…。

▲切り株の隙間からはひょっこりギンリョウソウちゃんが!私が大好きな植物です♪
雄国沼湿原までの登山道で群生している箇所もありますので、是非注意して歩いてみてくださいね~。

▲こちらはユキザサ(雪笹)ですね。確かに花びらが雪の結晶みたくてかわいいです。

▲咲き終えたヒトリシズカツクバネソウ
その姿が影としてくっきり葉に写っていて美しい!

▲まだ山桜ズミが咲いているところもありました!タニウツギの花も綺麗でしたよ~
こんな調子でじっくり植物を堪能して行ったら、休憩舎まで1時間30分ほどかかりました。^^;)

 

8:05 休憩舎到着。
休憩舎付近から、突如レンゲツツジが沢山目に入ります!
ちょうど見頃でした~

▲鮮やかです!

▲休憩舎を通過し、砂利道を歩いていくと、左手に突如雄国沼がその姿を現します!
ユートピアという言葉がしっくりくるような気がします。

 

8:40 雄国沼湿原到着
木道のすぐ横にはレンゲツツジがひょっこり。きれい~

▲昨年はコバイケイソウの当たり年だったので、今年は大人しいですね。(笑)
7~10年に一度しか咲かないと言われているコバイケイソウ。また満開になる日が待ち遠しいです♪

▲一方で、ニッコウキスゲは咲き始めています!

▲湿原一帯にニッコウキスゲの蕾が目立ちました。
この花が満開になったら、ここの湿原はオレンジの絨毯になります!ん~待ち遠しいですね!

▲6月13日の雄国沼湿原は、ワタスゲとミツバオウレンが見頃を迎えていて、辺り一面白いポツポツが目立ちました。ワタスゲが風になびいてる姿がとてもかわいかったです~♪

 

▲ミツバオウレンは背が低いので、是非しゃがんでよ~く見てみてくださいね。
(木道は狭いところもありますので、道を譲りながらお通りください)。

今年はミツバオウレンの当たり年なのかただタイミングが良かったのか、本当に沢山咲いていました!

 

帰り道は金沢峠展望所に足を運び、山の上にある神社を周って下山しました。
お腹が空いていたこともあり、行きとは打って変わってサクッと帰りました(笑)

 

11:10 無事下山。
この時駐車場は満車でした!

雄国沼湿原は、その時期によって色んな花が見頃を迎えますが、一方でその時期も短いです。
しかしその見頃を迎えた雄国沼を一目見てしまうと、その幻想的な景色に沢山の方々が虜になるでしょう。

雄国沼湿原こそ天然のユートピア。
雄国沼はまさにそういうところなのです!
今週ここ北塩原村では、あいにく寒い日々が続いておりますが、もう少し暖かくなると植物たちもどんどん見頃を迎えると思いますので、皆さまも是非足を運んでみてください♪

そしてマイカー規制をお忘れなく、交通ルールを守って登山にお越しくださいませ。

 

ボル女・金