オオハンゴンソウ防除作業

外来生物法によって特定外来生物に指定されている「オオハンゴンソウ」の防除作業に参加してきました。
オオハンゴンソウはその繁殖力の強さから、そこに自生している在来植物を脅かす存在となっています。
その在来種を保全するためにも、このオオハンゴンソウを駆除する必要があり、微力ながらお手伝いさせていただきました。

裏磐梯の毘沙門沼(五色沼湖沼群)周辺の防除作業。まずは事前説明を受け、班ごとに担当箇所で作業を行います。

 

これがオオハンゴンソウです。画像ではわかりにくいと思いますが、一面びっしりと生えています。

 

私たちの班は、これを一本一本引き抜いていきます。根が残ってしまうと、また生えてきてしまいます。抜き取ったオオハンゴンソウは、すべて回収しゴミ袋に入れ処分。2時間ほどの作業でこのようになりました。

 

別班では、オオハンゴウソウの葉に除草剤を塗るという方法も行われたそうです。その方法ですと、除草剤をまき散らすこともないので他の植物に影響せず、その個体にだけ作用し枯らしてしまうそうです。

この活動は平成19年から行われており、環境省、福島県、北塩原村、福島県自然保護協会、裏磐梯エコツーリズム協会、福島大学、国立磐梯青少年交流の家、地元住民の方々などが行っています。
動植物を保全し後世へ伝えていくのも、私たちの大きな役割だと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です